タニムラ株式会社

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クリーンルーム用緩衝材・断熱材
導電性クリーンフォーム MK-CPF
異物が出ない静電気帯電防止のクッション材
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特  徴
■一般の帯電防止品(ピンク)とは違い、永久に帯電防止を発揮。
■一般(ピンク)とは違い、帯電防止剤がブリード(析出)しない。
■一般のクッション材とは違い、気泡内に異物が無くクリーン。
■一般のPE発泡体とは違い、特有の臭いがありません。
■表面抵抗値は107 [Ω]なので、抜群の帯電防止性能を発揮。
■低VOCなので、金属腐食やフォギングが発生しにくい。
 ※VOC・・・揮発性有機化合物
用  途
●クリーンルームで使う保護材緩衝材として。
●発塵を抑えた保温材断熱材養生材として。
●静電気や異物を嫌う精密機器や部品の搬送に。
●ウエハーやガラス基板の間に挟む保護シートに。
●異物や化学物質を嫌うデリケートな製品の保管。
●ご指定の形状への加工も承ります。
低VOC・FOG導電性無塵フォーム・クリーンルーム用緩衝材・静電気帯電防止PEスポンジフォームは断熱材です。
導電性クリーンフォーム MK-CPF
■発泡剤を使用せずに製作した、クリーンな導電性PEフォームです。
■気泡内に発泡剤の残渣(異物)がなく、非常にクリーンな製品です。
■ピンク色の帯電防止材とは違い、帯電防止剤がブリード(析出)しません。
■低VOC(揮発性有機化合物)なので、金属腐食やフォギングが発生しにくい。
■無臭なので、一般的なPEフォーム特有の薬品臭がしません。
■ピンク色の帯電防止材とは違い、強力な帯電防止が半永久的に持続します。

※原反サイズ…1000×1900㎜(厚さ1~33㎜)
 貼り合わせや型抜きで加工致します。
表面抵抗値 107 [Ω](導電性材料)


クリーンな導電性発泡材 MK-CPF

一般的にクッション材には、ウレタンのようなスポンジ材や、プチプチのようなエアーパック緩衝材などがあります。
しかしスポンジ材には、製造工程で使う発泡剤の残渣(異物)が内部に残っており、さらにエアーパックの場合、プチプチの粒がクリーンでは無いため、破裂時に粒内の空気が外部に漏出するとクリーンルームを汚染してしまいます。
一方 本製品は、製造時に発泡剤を一切使っておらず、「発泡剤の残渣」による異物や粉塵汚染を防ぎます。
また 一般的な帯電防止製品(ピンクやブルー着色品)とは違い、帯電防止剤がブリード(析出)して発塵することがありません。さらに帯電防止性能もより強力で、効力も一時的ではなく半永久的に持続します。
しかも本製品は、PE発泡体特有の臭いがなく、低VOC(揮発性有機化合物)の製品であるため、金属腐食やフォギングの心配もありません。
強力に静電気対策ができる クリーンな緩衝材として、様々な用途でご使用いただけます。
※クリーンパック品ではありませんので、必要な場合はエアーブローなどで表面清掃を行ってください。

試験データ および 加工例

クリーンフォームMK-CPF の加工例
型抜き加工のサンプル写真。低VOC・FOG導電性無塵フォーム/クリーンルーム用発泡ポリエチレン帯電防止PEスポンジフォーム緩衝材
【 型抜き加工 】
厚さに対して垂直方向に くり抜いています。
精密部品の梱包用です。
貼り合わせ+型抜き加工。低VOC・FOG導電性無塵フォーム/クリーンルーム用発泡ポリエチレン帯電防止PEフォーム緩衝材
【 貼り合わせ+型抜き加工 】
貼り合わせて幅を40㎜にしています。
(原板の厚さ33㎜+7㎜追加)
■指定形状に加工してから出荷致します。

四角形カット:原反1000×1900㎜ [厚さ1~33㎜]をカット。貼り合わせて厚さアップも可能。
型抜き:筒状、三角形、菱形、くり抜きなど あらゆる形状に刃型を製作して加工致します。
貼り合わせ:粘着剤を塗布して、加工した材料同士を貼り合わせます。
粘着仕様:剥離紙をはがして貼ることができます。(剥離紙はクリーン非対応)

※クリーンパック品ではありませんので、必要な場合はエアーブローなどの表面清掃を行ってください。


一般のPEフォームと ガスの発生量を比較 
VOC値 [ppm] FOG値 [ppm]
本製品 161.3 37.6
化学発泡PEフォーム(汎用品) 355.2 418.1
※試験方法
サンプル7mgをガラスチューブに入れ、熱脱着装置にかける。
発生ガスをGC-MSにかけて分析を行った。
熱脱着条件:VOC値/90℃×30分間 FOG値/120℃×60分間
(数値は実測値であり、保証値ではありません。)

パーティクル(粉塵)測定データ [個/CF] 
粒 径[μm] 0.3 0.5 0.7 1.0 2.0 3.0
N=1 191 150 125 98 56 35
N=2 419 316 272 226 132 93
N=3 387 270 233 181 107 59
平均値 332 245 210 168 98 62
※試験方法
IES-RP-CC0003-87-T基準 タンブラー法
気流垂直型クリーンベンチ内にて、一定速度で回転するタンブラーに資料を1個投入。
約10秒後にタンブラー内部のエアーを、レーザー式パーティクルカウンターで測定した。
(数値は実測値であり、保証値ではありません。)

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